感覚

こんにちは!
今日もブログをご覧いただいてありがとうございます。
夏休みも中盤、ご両親はいつもと違う生活のサイクルにお疲れな時期ではないでしょうか。
本当にお疲れ様です。
という私もずっと子どもと1日過ごしているので、いつもなら許せることにも
イライラしてしまいます。
お稽古の時間は私も気分転換、新鮮な気持ちに切り替えさせてもらえる時間になっています。
先日のお稽古での出来事です。
私は展覧会の作品の字調べをしていて
五體字類を出しっぱなしにしていました。
「先生!これなんですか?」
興味津々な4年生の女の子。
五體字類というのは
簡単に言うと、昔の人が書いた字がたくさん載っている辞書
で、漢字ばっかり色々な書体の字が載っています。
書道する人は必ず持っているような辞書です。
子どものときに五體字類を見ても
「これが上手な字?」
とか
「よくわからない」
って思っていたと思います。
でも、この子は
「すごい!かわいい字がいっぱいある!」
って目をキラキラさせながらメモをとる
んです。
「ねぇ、先生はどの字が好き?かわいいと思う?」
と聞かれて「この字はお団子みたいだね!」
なんて言いながら、私も楽しみました♡
はるか昔の人の書いた字が
何も知らない子どもにとても魅力的に映るということに驚きました。
最近はもっと技術をつけたい!
古典の勉強もっとしなくちゃ!
と思っていましたが、
なんかかわいい形!
書いてみたい!
とそんな感じで構えずに書くことができたら、
きっと楽しく、そしてもっと深く学びたい!
と、その方がきっと楽しく上達していける気がします。
そして、難しそうだなぁとか
読めない、書き方がわからないと
書道を難しと思ってしまわずに、気軽に始めてもらえるように伝えていきたいと、
そう感じた出来事でした。

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